ふふふふ。
ここから始まるあたふたビルド!? 

図書館で本を借りてきました。
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京都に住む建築家の方が、自分の家を6ヶ月でセルフビルドした体験を元に書き下ろしたそうです。 イラストも豊富で、かゆいところに手が届くような内容です。

今、インターネットで調べればたいていのことは出てくるのだけど、もし現場作業に入ったら、ネットで「どうだっけ?」とかやっている暇も無いし、めちゃくちゃ埃まみれになるので、紙媒体は助かります。

構成は、土地探しから始まって、地鎮祭、基礎工事から仕上げまでの半年間の流れ、その上付録として各種申請書類や図面の書き方のフォーマット、総建築費用まで掲載されています。

おおまかな作業工程がわかり、しかも道具の使い方などがイラストで丁寧に書いてあって、ここまで至れり尽くせりな内容は初めてです。購入決定ですね!

わたしの場合は庭に建てるので、土地探しなど必要ないこともたくさんありますが、家がどうやって作られるのか興味ある方には面白いと思います。

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何より、読者に良いものを届けようという著者と出版社の姿勢も伺えます。最近残念なパターンが多いだけに、こういうていねいな本に出会うとうれしくなります。

それと、「サトルのひとりごと」という著者のコラムが折々に書かれているのだけど、これがまた良い!まず最初のこの一文がとても共感できました。
「これからのセルフビルドは普及型」 

 これまでのセルフビルドは、少々風変わりな人が長い時間をかけて、自分の隠れ家をストイックにつくり上げるというイメージがありました。完成した家にはその人の個性が表れていて、胸を打つような仕上げがなされている。あくまでも趣味の領域で、常に個に向かって発信されている感じでした。
 
 でも、現代の住宅の標準的なものが自分でもつくれるとわかったら、その見方は変わると思います。僕のセルフビルドは「普及型」だと思っています。趣味の世界ではなく、ごく普通の人が行える家づくり。ほんとうに必要なものを見極めて、自分らしくシンプルに暮らしていこうと考える人のための家づくりです。



This is the セルフビルドも良いけれど

そうなのです。先日も、知人が手伝っている建築中のセルフビルドのお宅を見学させていただいたいたのですが、ちょっと圧倒されてしまった。八ヶ岳では知る人ぞ知る、原村のカナディアンファームに近い感じ。
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カナディアンファームサイトよりお借りしました
 
建物の写真は取り忘れましたが、とにかく大きくて凝った作りは、いかにもワイルド、「ザ・セルフビルド!」といった趣でした。

確かにカッコ良いけど、わたしには少し思いが強過ぎたかな。なので「ここにずっといたいな〜」という感じにはなりませんでした。

もちろん、これから開拓していく、という男子にはとても魅力的なことだろうと思います。施主さんは建物の印象よりも穏やかそうな方で、完成のあかつきにはみんなに開放するとおっしゃっていたので、いつか見学できるかも知れませんね。


しっくりくること

ただ、わたしがやりたいのは「誰でもできる」自分にぴったりな暮らし方をタイニーハウスを通じて模索していくことです。

それには、小さ過ぎず大き過ぎず、ミニマル過ぎず作り込み過ぎず。すべて自分でやるのではなく、プロの手も借りて、何がホントにしっくりくるかを確かめながら進めていく作業でもあるのです。

だから、極端に是が非でもオフグリッド(電線網などのインフラに頼らず、エネルギーを自給すること)というのでもないし、まあ、日和見作戦です。笑

そのときに完全オフグリッドがしっくりくれば、そうなるし。

でも、ハーブガーデンもやりたい、機織りも絵も描きたい、というわがままな欲求があるので、家つくりだけにエネルギーを注ぐわけにもいきません。

なので、著者の言う「自分らしくシンプルに暮らしていこうと考える人のための」というところに魅力を感じました。


身近なものから、できることから

そうは言っても、最初にも書いた通り、この本とてもしっかり作り込まれています。自分が体験してきたことで困ったことや分かりづらいことなどを建築家ではなく、作り手の目線で記録してくれているのです。

実はわたくし3年前、母屋のリビングの無垢フローリングを一人で張りました。いやあ、我ながら良くやった。そのときに、この本を知っていればもっと簡単に、あんなに苦しまずにできたのにっ!!
 
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そんなことを思いました。

ということで、まずは、本を読んでざっくりと全体の構想を練ります。とは言っても、わたしの場合、まず始めてから考えるタイプなのですが。

本を読んだら次は・・・
整地より何より、道具入れの整理ですね。ぐっちゃぐちゃ、だから。汗;;



あまり更新はされていないようですが、著者のブログはこちら
350万円で自分の家をつくる[改訂カラー版]
畠山 サトル
エクスナレッジ
2015-02-12





■遠藤レーコ:プロフィール

■よりライブなあたふたお届け中!笑