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こちらの記事でも書きましたが ▶︎八ヶ岳の暮らしをお届けします♪

5年前の震災前日、わたしはそれまで住んでいた同じく信州の東御市から、反対側の八ヶ岳南西麓に引っ越してきました。

震災のちょうどその時は、前の家を掃除してたくさん出たゴミを、地元のクリーンセンターで処分していたのです。柵のこちら側から、大きなゴミの袋をいくつもエイヤっ、と谷底に投げ込んではまた投げ込み・・・

自分の投げた袋が狙ったところに落ち着かず、ゴロゴロと転がっていくことにちょっと違和感。コントロール悪いな、と思ったのです。

車が空っぽになりセンターの事務所に手続きのため戻ると、受付の方が「遠藤さん大丈夫でした?」と青い顔で尋ねてきました。

何のことか分からないわたしは「いや、ゴロゴロ転がっちゃって〜」とまぬけな答えをしてしまいました。

そしたら、東北で大きな地震だったと。事務所も大きく揺れて怖かったと言っていました。本当に、何にも気づかなかった。不謹慎だけど、それで袋が転がっていったのかなとも一瞬思いました。

その後はもちろん、東北の知人に電話も通じず、わたしはわたしでネットも電話も未開通だったので、完全に情報難民状態でした。あの時ほど、どれだけ情報に頼っていたのか身に沁みました。

フクシマのことは友人から聞いたので、それも本当に不安だった。まず家族や知人は大丈夫だろうか、万が一のときは、八ヶ岳の方で受け入れられるか、など一人でいろいろ考えたものです。

でもその不安も、どっしりと構える山々を見て吹き飛ばされたのは、先の記事にも書いた通り。

自分が動揺してどうする。一番大変なのは現地の方々だ。わたしにできることは、とにかく、今いるところで淡々と毎日を生きることだ、と思い直しました。あれから5年たちますが、その間にわたしの母も逝去し、最愛のわんことにゃんこを送ることにもなり、自分の中にも様々な変化がありました。

風化という言葉はふさわしくないけど、変化は必ず訪れます。

この日は姉の誕生日でもあります。悲しみの隣には喜びがある。どちらもしっかりと受け止めようと思う朝でした。
 


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